2012年9月2日日曜日

ライアン・マッギンレー「Animals」展

ライアン・マッギンレーの写真展が渋谷ヒカリエで日本初に行われているということで、行ってまいりました。人と動物をテーマにした展示で、人と動物の絶妙な調和がすごく良かったです。

ライアン・マッギンレー「Animals」展

2000年、弱冠22歳にして自主企画の展覧会、自費出版した作品集が話題となり、その3年後にはホイットニー美術館で同館史上最年少で個展を開催したライアン・マッギンレー。今年2012年にはリッツォーリ社から写真集“Ryan McGinley: Whistle for the Wind”が出版されています。シルヴィア・ウォルフ(元ホイットニー美術館学芸員)は、「前の世代の若者文化を捉えた写真作品と違い、彼の作品は皮肉や退屈さ、そして不安を欠いている。彼自身やその被写体の生活は無邪気な明るさを手に入れているようだ。」と評しました。

<プロフィール>
ライアン・マッギンレーは1977年、アメリカのニュージャージー州ラムジー生まれ。その作品はグッゲンハイム美術館、サンフランシスコ近代美術館、ヒューストン美術館、スミソニアン博物館・国立肖像画美術館(ワシントン)をはじめ様々な美術館に所蔵されています。これまでにホイットニー美術館、MoMA PS1(ニューヨーク) 、カスティーリャ・イ・レオン現代美術館(レオン、スペイン)、クンスト・ハレ・ウィーンなどで個展を開催。その他ニューヨーク、ロンドンやアムステルダムなどのギャラリーでも個展を開催しています。また、2009年に30代という若さで、Twin Palms Press社から代表作をまとめた写真集"You and I"を出版。2012年にはリッツォーリ社から"Ryan McGinley: Whistle for the Wind"が出版され、クリス・クラウス(映画監督)やジョン・ケルシー(美術批評家)による寄稿、ガス・ヴァン・サント(映画監督、写真家、音楽家、作家)とのダイアローグが掲載されています。

場所:8/COURT(渋谷ヒカリエ8F、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery向かい)

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